2022年12月23日金曜日

M1-グランプリ優勝の審査基準と、公務員の面接の合否基準は、実は同じです ⛄前編⛄

南国四国の徳島では、滅多に見られない「ホワイト・クリスマス」に今年はなりそうですね🎄 JR徳島駅前のTAC徳島校の3F受付前から見える、窓の外の電線に降り積もった雪、入り口の前にある植え込みに停められた自転車に降り積もる雪など、目を丸くしてしまうお天気です。

さて、今日のテーマです。校舎のブログなので、主観的なテーマは取り上げないようにしているのですが、毎年12月に実施される『M-1グランプリ(日本一の若手漫才師を決める大会)』、特に決勝戦の審査を見ていて、公務員の面接の合否の審査基準も、実は同じだなとかねがね思うところがあるので、窓の外の牡丹雪を眺めながらこの件についてしたためます。

まず、お伺いしたいのが「M-1グランプリ、ご覧になっていますか?」。
私は次に大阪に行く時に、なんばグランド花月で中川家の漫才ライブを見に行こうかな、と思っていますが、元々、面白い人や楽しい話が好きな上に、M-1の決勝戦になると、日本語を駆使して全人生を賭けた圧倒的な話芸に、テレビの前でコーヒーでも飲みながら気軽に見るというよりは、固唾を呑んで見守ってしまいます。

そして次に、「M-1見てるよ」という人にお伺いしたいのが、「決勝3組の内、誰が優勝するか、予想していますか?」。さらに、「予想した人を、当てることができていますか?」。

過去5年のM-1優勝者を振り返ってみると、2018年「霜降り明星」、2019年「ミルクボーイ」、2020年「マヂカルラブリー」、2021年「錦鯉」、そして今年の2022年は「ウエストランド」です。実は私、この優勝者を、決勝3組の漫才の後で、全ての予想が大当たりです。

と申しますのも、M-1グランプリ優勝の審査基準と、公務員の面接の合否基準は、おそらく同じだからです。一体、漫才日本一を決める審査基準と、公務員面接の合否基準の、何が一緒だと思われますか?

「本当に自分の心から言いたいことを、目の前のお客さんやTV視聴者、あるいは面接官の心に届けているか」だと、私は思います。

これで判断すると、毎年M-1の優勝者予想は、外すことが無いです。漫才師に対する好みや、自分が一番笑ったからで選ぶと、当たり外れが出てくると思います。

-1決勝戦は、持ち時間4分に、今までの自分の芸人人生と言うよりは、全人生を賭けて挑み、審査員の評価を待ちます。公務員の面接も年度や自治体によりますが、短い場合は35分で終わる時があるので、平均4分で、自分の全人生を賭けて言語で口頭表現して、目の前の面接官に審査され、人生を変えるという意味で、本質的に同じことです。

そして、公務員の面接に受かる人と、そうでない人の差です。

一次合格すれば、面接カードを書いて、それを元に本番の面接が実施されます。学校側ではもちろん、「受かる面接カード」の書き方のご説明やご指導をいたします。そして、受講生の皆様が記入された面接カードを拝見しながら、何度も模擬面接をします。

この時、大学生なら今までの22年の人生、社会人受験生なら今までの30年や40年の人生を振り返って、志望動機や自己PR、やりたい仕事など、自分の人生と志望官庁や自治体との整合性や、それが無い場合は、どうやったら相手に説得力を持たせて、そのことを分かってもらえるか、学校側のサポートも参考に、まずは自分がどう考えて何を伝えたいかを大事に、面接カードをまとめて、模擬面接でも応対していきます。

ところが、そうでない方がいらっしゃいます。(後編に続く)

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